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DS・PSPソフトがマニア争奪戦状態。次に来るトレンドは?

次に来るトレンドはPSvitaのギャルゲー

ゲーム

最近はギャルゲーが熱い

 レトロゲームのジャンルでもコロナの影響が起きていた。 「以前はインバウンド需要で、言語不問で楽しめるアクションやシューティングが高値になる傾向がありましたが、それもコロナで消滅しました。これまでインバウンド需要に頼っていたお店も、日本人向けの商売に切り替えており、その影響か最近は美少女ゲームが人気化していると感じます。DSの『高円寺女子サッカー2』は顕著な例ですが、去年の10月頃までは1000円前後で普通に買えたソフトが、現在は1万円以上に値上がりしています」  そんなのみたろう氏が予想する次なる注目ジャンルはPSvitaのギャルゲーだという。 「PSvitaは現役時代からかなりマニア向けのゲームが多く、特に売れる数字が読みやすいギャルゲーが豊富でした。一定数は売れるギャルゲーですが、反面、大ヒットは期待できないのでゲーム自体の生産本数は少ないのです。すでに私は今後vitaで入手困難になりそうなソフトは大体確保しています」

ゲーム好きにとって投資のハードルはかなり低い

 ゲーム好きにはDSのサードパーティ製ゲームもおすすめだ。 「発売当時は任天堂のゲーム一強だったため、サードパーティのゲームが日の目を見ることがなかったのですが、時を経て埋もれた名作が再評価される流れが起きてます。一例として『アイビィ・ザ・キウィ』はかつては捨て値で中古が売られていましたが、今の取引相場は1万5000円程度。  色褪せない名作をプレイするのは、新作を遊ぶ楽しさに匹敵します。レトロゲームは遊ぶことも飾ることもできる素晴らしい趣味ですし、遊び終わったソフトは値下がりしにくく、いざとなれば買った値段以上で売ることも可能。私にとっては飽きることのない趣味として、今後も続けていきたいと思っています。ゲーム好きにとって投資としてのハードルはかなり低いはずですよ!」  ゲームで遊んでお金が増えるなら、やらない手はない! 【のみたろう氏】 趣味と実益を兼ねたレトロゲームコレクター。トレーディングカードやソフト探索の様子をYouTubeチャンネル「レトロゲームの真実」で発信している 取材・文/栗林篤
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