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2000年代に90万円だったパテック・フィリップは1000万円超。腕時計投資がアツい

コロナ禍でダブついたカネがモノへと向かった結果、スニーカーや酒など、さまざまなジャンルで希少品の価値が高騰中だ。思わぬ「含み益」で賑わう各界隈の愛好家たちに趣味と実益を兼ねた資産形成術を直撃した!

底固い腕時計の狙い目は?

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購入価格約260万円→現在の価値約418万円

 趣味投資の王道とも言える「高級腕時計」、特にロレックスはその人気ぶりから、在庫を求め複数の正規販売店を回る「デイトナマラソン」なる用語も誕生するほど入手困難となっている。  底堅いイメージのある腕時計投資だが、コロナ禍で相場はどう変化したのか。腕時計投資家の斉藤由貴生氏はこう語る。 「デイトナの116509モデルを例にすると、コロナ前は280万円だったものが、昨年の緊急事態宣言下の煽りを受け一時的に260万円に相場が下がりました。しかし、その後はみるみる価格が回復。現在の取引価格は400万円とコロナ前を大きく超えています。値崩れのしにくさはさすがロレックスだと思いました。  さらに緊急事態宣言後の’20年夏からは、それまでさほど値上がりしてなかったような地味なモデルを含めて一斉に腕時計の価格が上がりしはじめました。これまでとは違う異次元の値上がりの様相を見せています」

初心者は中古狙いがおすすめ

 このような傾向はロレックスだけに限らない。 「パテック・フィリップのノーチラスという、それまで800万円だったモデルがコロナショックで一時600万円と値を下げました。しかし、今年2月には1200万円以上に上昇。一気に2倍以上に上がっています」
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00年代に90万円で購入したパテックフィリップのノーチラスも中古相場で1000万円に

 かつて一般の腕時計愛好家がギリギリ買えたような300万円や500万円したモデルが、現在は1000万円を超えている状況なのだ。この状況に何とか庶民があやかる方法はないのものか。 「初心者は中古狙いがおすすめです。たとえば新品で100万円の腕時計が50万円で売っていたら、そちらを相場の基準値と考えます。逆に言えば、新品を定価で買うと値下がりすることのほうが多いでしょう。  初心者向けですが’00年代のロレックス・エアキングは中古で30万円代と手を伸ばしやすい価格。実用性もあるロレックスのなかで一番安く、着けて楽しむのに最適です。  質屋やきちんとした時計屋で、Aランクの美品を狙いたいですね。使い勝手のいい相棒になると思います」
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購入価格約47万円→現在の価値約72万円。ロレックスは人気モデルなら確実に定価以上に。不人気モデルでも中古の底値で買えば売るときも同じ金額。残価はかなり残りやすい

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1万円のウイスキーを25万円で売却!
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