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卓球・平野美宇の睡眠を指導、日本唯一“スリープトレーナー”になるまで

午前中のリズム運動が朝の目覚めを快適に

 昨年から続くコロナ禍でテレワークが常態化し、毎日自宅でパソコンを開くワークスタイルにシフトした人も増えている。  移動せずに在宅で仕事ができるのは便利な反面、つい集中しすぎて業務過多になったり、オンオフのメリハリがつけられないといったデメリットもある。  テレワーク疲れが叫ばれるなか、疲労回復やリフレッシュにつながるためにどのような睡眠を心がければいいのか。  ヒラノさんは「午前中に散歩やランニングといったリズム運動を取り入れるのがオススメ」とし、次のように説明する。 「テレワーク環境下ではどうしても運動不足になりがちで、外出時間が減ってしまっています。生活にメリハリをつけるためにも、推奨しているのは朝一番に起きて散歩やランニングを行うこと。朝日を浴びながら、歩いたり走ったりというリズムを刻む運動をすることで、脳内物質のセロトニン(編注※)が活性化されて朝の目覚めをよくします。  また、窓辺近くにパソコンを持ってきて、ガムを噛むのもいいでしょう。咀嚼することも、セロトニンを分泌させるのに有効で、仕事のパフォーマンスを上げるために簡単に取り入れやすい方法です」 ※脳内で分泌される睡眠ホルモン「メラトニン」の原料になる神経伝達物質

パフォーマンスを高めるには「攻めの睡眠」を意識すること

 さらに睡眠には「守り」と「攻め」があり、うまく使い分けることで、パフォーマンスを最大化させることができるそうだ。 「睡眠はリカバリー(回復)というイメージが強く、疲労を回復させてパフォーマンスを上げるのを『守りの睡眠』と捉えています。対して、『攻めの睡眠』は成果や目標を達成するために意図的に睡眠時間をコントロールしていくことです。海外の経営者は多忙な仕事の傍ら、睡眠時間もスケジューリングしています。それは、睡眠時間をしっかりと確保した方がパフォーマンスが上がると認識しているからです。  寝る間を惜しんで働くのではなく、『ビジネスの武器』として睡眠を考えるといいのではないでしょうか。理想は7時間を目安に寝る時間を捻出すること。最近ではスマートウォッチなどのスリープテックデバイスもあるので、うまく活用しながら『睡眠の見える化』をしていくといいでしょう」
2021年夏の睡眠の意識調査

コアラスリープジャパンが全国の高校生以上の18歳から70歳の1055名を対象に行なった「2021年夏の睡眠の意識調査」。日本人の35%は睡眠の質に満足していないとの調査結果が出た

 コアラスリープジャパンが睡眠に関する調査を実施したところ、実に「日本人の35%は睡眠の質に満足していない」という結果が出ている。  いかに日々の睡眠を良質にし、規則正しい睡眠習慣を作っていくかが肝になってくるのは間違いないだろう。
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寝具の選び方や寝室環境の整え方
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