転機になったのは、2016年に行われたFIFAクラブW杯ジャパンの「レアル・マドリード VS 鹿島アントラーズ」の試合観戦だったという。
「昔からスポーツ観戦が好きで、とりわけサッカーの試合はよく観ていました。『レアル・マドリード VS 鹿島アントラーズ』はテレビで観戦していたんですが、世界の強豪クラブチームのレアル・マドリードを相手に、鹿島アントラーズの選手が互角に渡り合う試合を繰り広げたことに身震いしたんです。
試合自体は惜敗しましたが、世界の強豪を相手に戦う日本人アスリートの姿に感動し、『将来はこういう人達と仕事をしたい』と思うようになった。のちに色々と調べていくと、レアル・マドリードの強さの秘訣は専門のスリープコーチがついていることを知り、まだ日本で誰もいない“スリープトレーナー”の第一人者を目指そうと決意しました」