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iPhoneの新OSをもっと便利に使いこなす技6選

ぐちゃぐちゃのホーム画面もスッキリ

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ホーム画面そのものを並べ替えたり、削除したりできるようになった

 アプリをたくさんインストールしているとホーム画面がぐちゃぐちゃになってくる。フォルダで分類することもできるが、数が多いとそれも面倒。そんな悩みを抱えているなら、iOS 15のホーム画面編集が便利に使える。  画面を長押しして編集モードに入ったら、画面下の「・・・」をタップ。ホーム画面が表示されるので、ドラッグで並べ替えたり、「-」をタップして削除したりできる。もちろん、ホーム画面を削除しても、そこに表示されているアプリはAppライブラリから起動できる。  iPhoneはあまりアプリ間の連携が得意ではないが、なんと新たにアプリ間でデータをコピーできるようになった。テキストや画像を長押ししたまま、他の指でアプリを切り替え、ドロップするとコピーできるようになったのだ。  長押ししたまま別の指で操作するのはちょっと手間取るかもしれないが、すぐに慣れる。コピーとペースト操作を行うよりも楽なので、覚えて起きたい技だ。
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選択部分を長押しするとコピー部分がポップアップする

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他の指でアプリを切り替え、指を離すと貼り付けられる

拡大鏡アプリが復活

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細かい文字も「拡大鏡」アプリで簡単に読める

 iOS 13で削除された「拡大鏡」アプリが復活しているのもありがたい。カメラを利用し、被写体を拡大して見られる。筆者は強い近視なうえ老眼も進み、小さい文字が読みづらくなっている。Wi-Fiルーターの本体に貼られている暗号化キーなどは本当に読めずに苦労する。 「拡大鏡」アプリがあれば、アプリを起動して向けるだけ。ゲージを動かして見やすい大きさにできるし、色や明るさを調整することも可能。ライトを点けることもできるなど、至れり尽くせりだ。 「FaceTime」が大幅に強化された。声がクリアに聞こえるようになったり、背景をぼかして整理されていない部屋を隠したりできる。何より便利なのが、「FaceTimeリンク」。URLを発行して共有することで、友だちがAndroidスマホを使っていても、Windows PCを使っていてもビデオ通話ができるのだ。  共有したURLにアクセスするとホストに「参加をリクエストした人がいます」と通知が出る。ホストが参加を承認すると、通話が始まる仕組みだ。そのため、万一URLが漏洩しても、ビデオ通話に乱入されるようなことはない。  相手側はアカウントもアプリも不要で、その場で名前を入力して参加できるので手間がかからない。さくっと顔を見て話したい、というときに便利なので活用しよう。
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相手のプラットフォームを選ばず手軽にFaceTime通話ができるようになった

 以上が、iOS 15で活用したい新機能6選となる。とても便利なので、ぜひ一度試してみてはどうだろうか。 <文/柳谷智宣>
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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