カーライフ

小型EVからランクルまで。トヨタは自動車業界の8刀流

電動キックボード風も!

オートクラブ

C+walk

永福:C+walkね。 K:広い工場などで警備員がパトロールの際に乗るそうですが、最高でも時速10㎞しかスピードが出ないので、不審者を発見したら、降りて走って追いかけるんですかね? 永福:C+walkは車椅子とも合体できたり、歩行者を検知して自動的にスピードダウンしたりする。トヨタって本当にいろいろやってるよね。でも、これに立って乗れる人なら、歩きや自転車のほうが健康にいいし、車椅子ならスズキのセニアカーのほうがいい。C+walkは、あくまで実験商品だね。

ハイブリッドのカローラクロス

オートクラブ

カローラクロス

K:最後にハイブリッドのカローラクロスに乗りましたが、すごくフツーにいいクルマでした。いかにも真面目でいい人が好んで乗りそうな感じ。これはこれでいいクルマじゃないですか? 永福:どこにも欠点はないけど、これはこれでどうでもいい感じだね! オレたちカーマニアには。 K:会場には新型EVのbZ4Xも展示されてましたけど、なんか目立ちませんでしたねー。カッコいいけど、日産アリアとそんなに変わらない気もするし。 永福:結局EVは、何乗っても大差ないだろって思っちまう。EV一択になったらこの世は闇だよ!

【結論!】

トヨタは、これだけ幅広い商品を開発していて、戦力が分散しないか? 本当に大丈夫か?と心配になるけれど、もはや我々日本人は、トヨタを信じてついていくしかないであります!
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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