お金

「とあるGAFA勤務」氏のテレワークと両立できる投資術。月間5%以上も

各通貨のボラが出る時間を見極め

常勝トレーダー

各通貨ペアにつき過去数年分の1時間足の四本値を収集。そのデータを曜日・第〇週目・時間帯ごとに分類して独自の計算を施すことで図のようなハコ足を作成。ボラの出る時間帯が一目でわかるように

「日々の取引は4つのステップを踏みます。ステップ①では時間別のボラティリティを通貨ペアごとに見ていきます。①の“箱足”が高い位置にある時間帯ほど、出来高を伴ってボラが高まったことを示しているので、それと同じ時間帯にトレードするようにしています」

順張りと逆張りのどちらが有効かを確認

 最も大きな値幅が狙える通貨ペアと時間帯を割り出したら、次はトレード方法の見極め。
常勝トレーダー

ランダムウォークよりも実際の値動きが下にあるときは逆張りが有効だというサイン。上図のボラティリティがマイナスに振れる局面は、前日日足が示唆するトレンドの調整局面に当たる点に留意したい

「②は、①で導き出したトレードすべき通貨ペアと時間帯において、規則性のないランダムウォークと実際の値動きがどれだけ乖離したかを過去のデータから分析した図。簡単に言うと、実際の値動きがランダムウォークの上にあるときは前日の日足方向への順張りが有効だったことを示し、下にあるときは逆張りが有効だったと判断できます。このときは前日日足が陽線で、②の図から実際の値動きが大きく下に乖離する傾向が見られたので、売りが有効だろうと予測できるわけです」  これらの図のボラティリティは「ATR」というテクニカル指標を基に算出している。ボラがプラス圏なら上昇トレンド時の値上がり局面、もしくは下降トレンドの下落局面を示す。②ではマイナス圏で実際の値動きが下に乖離しているため、前日の上昇トレンドの調整局面=下落時の売りが有効である可能性を示唆しているのだ。
次のページ
データから損切りと利確の目安を算出
1
2
3
4
おすすめ記事
ハッシュタグ