スポーツ

ゴルフスイングの基礎中の基礎。グリップとスタンスの”正解”を知る方法/三觜喜一

グリップもスタンスも正解は人それぞれ

 なので、このドリルを繰り返し行い、自分が最も高速でクラブを回転させられると感じたグリップやスタンスこそがあなたにとっての“正解”となります。グリップの握り方にしても、オーバーラッピングやインターロッキング、テンフィンガー、さらにはストロングかスクエアか、それともウィークかといろいろな流派がありますが、形にこだわったり、流行に流されてはダメなんです。 誰も知らなかったゴルフの真実 スタンスの幅や向きも同じ。どのくらいの幅にすれば、クラブを高速で回せるか。また、そのときの両足のつま先の向きはどうか。両足を平行、左足のつま先だけを開く、両足のつま先を開く、両足のつま先を閉じるなどなど。自分に最適な幅と向きを試して探してみましょう。  それを見つけるためにも、このドリルを1か月間、根気強くやり続ける必要があります。グリップを握る強さや形、スタンスの幅と向き、さらにスイングの動作に至るまで、そのすべてはどうすれば「第一振り子」でクラブを高速で回転させられるかに繫がります。“すべての道はローマに通ず”という言葉がありますが、“すべての道は第一振り子に通ず”というのが、ゴルフの真実なんです。

【Lesson06 結論】

体の正面でクラブを最も速く回せるグリップ&スタンス幅が”正解” 構成/舟山俊之
みつはしよしかず●’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数41万人超

ゴルフの思考法ゴルフの思考法

スコアは打つ前に9割決まる!


誰も知らなかったゴルフの教科書即実践できるドリルBOOK付き 誰も知らなかったゴルフの教科書

YouTubeチャンネル登録者数40万人「MITSUHASHITV」が大人気のティーチングプロ、三觜喜一の集大成



【過去記事を参照 Lesson 1~41、82~】⇒日刊SPA!
【過去記事を参照 Lesson 42~81】⇒bizSPA!
1
2
3
おすすめ記事
ハッシュタグ