スポーツ

正しいゴルフスイングができているかは”フォロー”の状態でわかる/三觜喜一

 教える側の経験則や主観で語られてきた既存の指導法とは一線を画す論理的なレッスンで、YouTubeチャンネル登録者数37万人とゴルファーから絶大な人気を誇るティーチングプロの三觜喜一氏。「自身の集大成」と位置付けるゴルフレッスン本『誰も知らなかったゴルフの教科書』が発売された。そんな彼が『週刊SPA!』で1年半に渡って繰り広げてきた“誌上レッスン”をここに公開!
三觜喜一氏

三觜喜一氏(日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級)

Lesson25 地面を向いてない?フォロー時のフェースの向き

【前回を参照】⇒Lesson24  さて、数回に分けて解説してきた「スピネーション動作」の重要性。ダウンスイング中に開こうとするフェースに対して、左手首を掌屈(手のひら側に折る)、右手首は背屈(手の甲側に折る)してシャフトを左に回転させ、フェースの向きを元に戻す動作のことです。 「フェースを旋回させる」を「手首を返す」などと誤解してきた多くのゴルファーにとっては、スピネーションをマスターするのにある程度の時間と反復練習(スピネーションの練習方法は「Lesson24」を参照)が必要ですが、途中で正しいかどうか不安になるはず。そこで、今回は正しいスピネーションのチェック方法をお教えします。

正しくスピネーションできているかどうかはフォロースルーをチェック

誰も知らなかったゴルフの真実 ポイントはフォローでのフェースの向き。スピネーション動作が行われていれば、フォローでフェース面が左斜め下を向き、リーディングエッジとシャフトがきれいな一直線を描きます。  一方、スピネーション動作が正しく行われていない場合、フォローでフェース面が真下の地面を向くか、上を向いてしまいます。これは、手首や腕を交差させるようにフェースを返していたり、スピネーションが足りていない証拠。これではひっかけやフック、ダフりやトップなど、あらゆるミスが起こってしまいます。
次のページ
動画で撮影しながらのチェックがオススメ
1
2
みつはしよしかず●’74年、神奈川県生まれ。日本プロゴルフ協会認定ティーチングプロA級。ジュニア育成、ツアープロコーチとしても活躍。YouTubeの「三觜喜一MITSUHASHI TV」は登録者数41万人超

ゴルフの思考法ゴルフの思考法

スコアは打つ前に9割決まる!


誰も知らなかったゴルフの教科書即実践できるドリルBOOK付き 誰も知らなかったゴルフの教科書

YouTubeチャンネル登録者数40万人「MITSUHASHITV」が大人気のティーチングプロ、三觜喜一の集大成



【過去記事を参照 Lesson 1~41、82~】⇒日刊SPA!
【過去記事を参照 Lesson 42~81】⇒bizSPA!

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ