今回、ご紹介したYouTubeチャンネルの凄いところは、「面白さ」と「学び」を両立させているところにあると思います。というのも、僕自身もYouTubeの投稿をやっているのでわかるのですが、これらの両立は非常に難しいのです。 「視聴者が一番気になっていること、学びたいと思っていることをわかりやすく届けること」なら、たくさん時間をかけて準備すれば、まだできます。 　しかし、これを「面白く」しようとすると一気に難易度が上がります。 　学生時代、学校の先生にもわかりやすくて面白い先生と、つまらない先生がいた記憶はありませんか？　しかし、つまらない先生が手を抜いていたのではないと僕は考えています。 　そうではなくて、わかりやすくて面白い先生が生徒の見ていない裏で、血のにじむような努力をしてわかりやすさと面白さの両立を追求してきた結果なのです。 　これからもどんどん才能に溢れるクリエイターが表れては「わかりやすさ」「面白さ」を両立させたコンテンツを発表していくことでしょう。 　学びが娯楽にもっと近づいていく日も近いかもしれません。この記事で皆さまの学びの日々を後押しすることができましたら幸いです。1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。（Twitterアカウント:@Temma_Fusegawa）