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香川照之が銀座クラブで性加害…ホステスが客のセクハラを注意しにくい事情

「売り上げのためには我慢しないといけない時もある」

 相手がキャバクラ嬢やホステスであろうとセクハラは決して許されるものではなく、「お金で解決できる問題ではない」としながら、リナさんは売上のためには我慢しないといけない時もあるのだとか。 「常に葛藤やストレスと戦っている」と彼女たちは言う。  香川のわいせつ被害を受けたホステスの女性はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患ったと言い、「香川の暴走を止めなかった」という理由でクラブのママに対して損害賠償請求の訴訟を起こした。現在は訴えは取り下げられており、示談が成立したものだと思われるが、だからといって心の傷が癒えるわけではない。彼女たちと同じように葛藤があったことは間違いないだろう。 <取材・文/カワノアユミ>
東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano
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