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元「子役」人生の挫折。就活に失敗、ニート生活を救った母校教師の言葉

 子役として子供の頃から芸能界で活躍してスポットライトを浴びるが、大人になってから大きな苦悩や挫折を味わう……。よく耳にする話である。今回紹介する元子役の遥子さん(24歳)もそんなうちのひとりだ。

「やる気スイッチが切れてしまった」

子役時代

子役時代の遥子さん

 彼女は小学生の頃から芸能事務所に所属し、「踊る!さんま御殿!!」、「くりぃむしちゅーのハナタカ!優越感」、「魔女たちの22時」……など多くのバラエティー番組の再現VTRに出演。さらに舞台やミュージカルでも活躍した。女優を目指し、芸能を学べる大学に進学。順風満帆な芸能生活はその後もずっと続いていくものだと思った。  が、それは大学一年生の夏休みのことだった。 「やる気スイッチが突然プツリと切れてしまったんです」  彼女の性格上、仕事中以外も台詞を何度も確認しないと心配だったため、気の休まるときがなかった。ありのままの自分でいたいという気持ちも強くなり、芝居をすること自体も嫌になってしまった。そして芸能活動からは徐々に遠ざかっていった。
ピアノ

ピアノは4歳の頃から続けていた

 完全に無気力状態に陥っていたが、それでも大学への通学は続けた。留学生のサポート、ピアノ伴奏、アルバイト……などもこなし、パッと見はリア充そのものの生活を送った。
鳥取旅行

大学3年生のときに鳥取旅行に

 とはいえ、心はボロボロだった。 「この頃は家に帰ると充電が切れたみたいに寝ていたし、体調もずっと悪かったです」

就活に失敗してニートに

卒業式

大学の卒業式では、卒業生の代表として壇上で卒業証書を受け取った

 大学4年になり、コロナ禍で就活をスタートした。が、面接を受けた会社はすべて不採用。そして就職が決まらないまま大学の卒業式を迎えてしまった。しかし、成績は優秀だったので、そのときに壇上で卒業証書を受け取る代表に選ばれた。  それがひとつの自信になり、卒業後に「私の就活はまだこれから!」と意気込んで就活を再スタートした。ハローワークにも足を運んだ。が、結果は変わらず、採用が決まることはなかった。  私が今まで頑張ってきたことはすべて無駄だったんだ……とひどく落ち込んでしまった。夜はずっと泣いて過ごし、朝方空が明るくなる頃にようやく眠るという生活を送るようになった。
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母校の教師の言葉が転機に
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