元「子役」「ギャルモデル」の今。父が借金4000万円を抱え…大学を中退して“選んだ道”
―[西真央]―
幼少期から芸能界で過ごしてきた「子役」たち。しかし、大人になってからも成功できるのはほんのひと握りである。
芸能界の常識や価値観が、一般社会と異なることは言うまでもない。子役として過ごした後、現実との大きなギャップに悩んでしまうこともあるだろう。元子役はその後、一体どんな人生を歩んでいるのか?
子役からギャルモデルに転身し、一般企業に勤める会社員を経て“起業”した西真央さん。決して順風満帆ではなかったが、現在はビジネスの世界で邁進中。今回は、その独特な道のりを紹介する。(記事は全2回の1回目)
「勝った者が正義」まさにサバイバルの子役時代
とはいえ、楽しいことばかりではない。芸能界で活躍するべく、誰もが生き残りをかけて必死になっている。西さんは「サバイバルの厳しさも痛感した」そうだ。
「劇団では『私の方がかわいい』『私の方がスタイルがいい』という戦いが行われていました。派閥とかもありましたね。私は派閥には加わらず孤立していましたが……。
サバイバルの厳しさを痛感したのは、オーディションの時でしたね。たとえば、『あっぱれさんま大先生』(フジテレビ系列)という子どもがひな壇でしゃべる番組で、私を含む数名がオーディションに出た時のことです。そこでは、みんなかわいくてトークが面白い子ばかりが集まっていました。私は予選落ちで、負けて悔しい思いをしました。
他にも主役に選ばれるのは1人だけというミュージカルのオーディションで落ちたりもして、“勝った者が正義”という価値観が培われていきました。ここで勝ち残っていくのは難しいだろうな……と思い始めた矢先に、兄が交通事故で亡くなったんです。私が小学1年生の頃でした」
兄の死をきっかけに子役を引退、ギャルモデルへ
一方で勉強も怠らず、京都工芸繊維大学に進学。なぜその進路を選んだのだろうか。
「父親が建築業をやっていた影響で、私も小さい頃からデザインや建築などのモノづくりが好きでした。もちろんギャルも続けていて、20歳まで肌はしっかり黒かったですよ。
勉強をしてギャルもして、キャンパスライフを謳歌していたのですが……大学3回生のある日、父親が借金を抱えることになってしまったんです。知人が自己破産してしまい、父親が連帯保証人になっていたことから肩代わりしないといけなくなってしまって……」
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother
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