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秋競馬で注目の穴5頭。人気になりにくい「秘密兵器」を競馬予想家が指南

長丁場に適性アリ! ルビーカサブランカ

勝SPA!

直近4戦は精彩を欠いているが、長い距離で巻き返しが期待できそうなルビーカサブランカ 
写真/橋本健

 2頭目はルビーカサブランカ(父キングカメハメハ・牝5歳)。  プロフィールだけ見ればノーザンファーム産の良血馬、しかも今年の愛知杯を制した実力馬ですが、その後は4戦して3着以内の好走ゼロと不発続きですっかり期待も萎み気味の現状。ただ、この馬の場合は距離不足が主な敗因。1800mを使われることが多いですが、どちらかといえば長丁場向きのタイプで、これまで4勝のうち3勝が2000m以上のレースです。恐らく今後は距離を延ばしてくる可能性が高く、スタミナ戦ならばそろそろ巻き返しに期待できるでしょう。  なお、全兄であるユーキャンスマイルは7歳になった今季も新潟記念で2着と好走するなどまだまだ元気。血統的に晩成傾向なのも今後への期待を抱かせるポイントです。人気にもならなくなっていますが、そろそろ巻き返しがあるはず。

ダート重賞を勝てる器!タイセイサムソン

 3頭目はタイセイサムソン(父メイショウサムソン・牡4歳)。  4歳馬ながらまだキャリアは9戦という馬ですが、これまで全戦で掲示板(5着以内)を確保している堅実派です。父メイショウサムソンは今から16年前の2冠馬で、種牡馬としてはG1ホースこそ出せていないものの、デンコウアンジュなど穴で活躍する産駒が多い傾向。  タイセイサムソンはそんな父から生まれた大物候補で、センスの良いレースぶりと確かな末脚は重賞級。気性的な問題がありなかなか使い込めないですが、その分出走してきた時は勝負気配大。重賞を勝てる器だと思うので、今後常に注目したい一頭です。
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父を彷彿とさせるスピードに注目!トウシンマカオ
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