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秋競馬で注目の穴5頭。人気になりにくい「秘密兵器」を競馬予想家が指南

秋競馬で注目すべき「秘密兵器」5頭とは?

勝SPA!

新潟2歳Sを制したキタウイングはミルファームの生産馬。2022年の夏競馬は地味めなプロフィールの馬の活躍が目立った
写真/橋本健

 今年の夏競馬では、大手生産馬ではない地味なプロフィールの馬たちの活躍が特に目立ちました。代表的なのはミルファーム生産馬。同生産馬はこれまで重賞と縁がなかったのですが、この夏はアイビスサマーダッシュをビリーバーで、新潟2歳Sをキタウイングで制するなど重賞2勝と活躍しました。  また夏のラストを締めくくる新潟記念では、カラテが10番人気の低評価を覆し勝利。カラテの父はトゥザグローリー。決して恵まれているとは言い難い血統背景ながらも、タフな馬場をしぶとく伸びる末脚は今後のさらなる飛躍に期待を抱かせるものでした。  そこで今回は「秋に注目すべき秘密兵器」と題して、有名ではないものの、今後期待できる馬を独自に5頭ピックアップしてみたいと思います。

スプリント路線で素質開花!エイシンスポッター

 まず1頭目はエイシンスポッター(父エイシンヒカリ・牡3歳)です。  昨秋にデビューしたものの以後4戦は未勝利、掲示板にすら乗れませんでしたが、芝1200mを使われるとレースぶりが一変。どんな状況でも鋭い末脚を繰り出し、瞬く間に3勝を挙げ出世の階段を駆け上がり始めています。  レース内容も見どころがあり、2走前は直線前が詰まりながらも一瞬のスキをついて抜け出し、前走も後方待機から鋭く伸びて差し切り勝ちと目下連勝中。秘密兵器らしく人気になりにくいのもプラス材料で、これまでの3勝は、8番人気→6番人気→2番人気。それでも実力は確かで、今後スプリント路線でまだまだ出世が見込めそうな好素材。短距離路線で注目の存在です。
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長丁場に適性アリ!ルビーカサブランカ
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