「あサ飯(あさめし)」がウマい。サウナシュラン特別賞のホテルサウナが凄かった
空前のサウナブームにより、昨今、出張や旅行における宿選びでサウナの有無にプライオリティを置く人も増えている。
『BEST SAUNA vol.2』では、そんな「サ旅」で別格の地位を築くビジネスホテル「ドーミーイン」を全制覇したホテル評論家・瀧澤信秋氏による「ドーミーインサウナ3選」を紹介したが、何やらビジネスホテルでもラグジュアリーホテルでもない、そんな独自路線で存在感を強めつつあるホテルグループがあるらしい――。その実力はいかがなものか。サウナ好きの視点からチェックしてみたい。
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そのホテルグループの最新施設は東京駅から新幹線で1時間弱。“餃子の街”としてお馴染みの栃木県の宇都宮にあった。宇都宮駅東口の再開発によって、8月26日に開業した大型複合施設「ウツノミヤテラス」。JR宇都宮駅に直結した新しいランドマークとして大きな期待が寄せられている。
そんな「ウツノミヤテラス」の核テナントとしてオープンしたのが「カンデオホテルズ宇都宮」だ。カンデオホテルズは、世界で唯一の“4つ星ホテル”をコンセプトに、ビジネスホテルとラグジュアリーホテルの中間領域として注目を集めるホテルグループ。ホテルチェーンで唯一、開発型の全施設にサウナと露天風呂を備えており「サウナシュラン2020」で特別賞を獲得するなど、サウナーからの支持も広がっている。
大都市圏だけでなく、和歌山や長崎、熊本などの地方都市へも積極的に進出をはかっており、地域経済の活性化に注力しているのも特徴のひとつだ。
栃木県では佐野に続く2つ目の施設となった「カンデオホテルズ宇都宮」。サウナ室があるのは、最上階の14階「スカイスパ」。宇都宮市街を見渡せる広々とした展望露天風呂は開放感があり、浴場やサウナ室も、大きな窓からたっぷり陽光が取り込まれる明るく清潔な印象だ。
浴場を入ってすぐ左手にあるサウナ室は、定員8名(現在は5名に制限)と決して狭くないが、栃木県で初導入となるSAWO社のタワーストーブがその広さを上回るパワフルな熱気を放っている。
さらに、毎時00分と30分にオートロウリュがあり、時間帯によって湿度の変化がけっこう感じられた。タイミングによってサウナ室が違った表情を見せてくれるので、好みに合わせて時間調整するのも楽しい。
ちなみに女性側のサウナは定員6名とひと回り小さいが、こちらもSAWO製のタワーストーブにオートロウリュ機能を備えており、男性側同様のサウナが楽しめる。
サウナムック
「サウナシュラン2020」で特別賞を獲得
本場フィンランド製のタワーストーブが鎮座するサ室
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