仕事

テレ朝・玉川徹氏の“電通発言問題”から考える「暴走する上司」が現場に与える影響

暴走する上司へ対策は

 最後に常見氏に、暴走する上司に対する部下の対策を伺った。仮に上司による「ハラスメントの問題」がある場合は、徹底的に証拠を集めることが重要のようだ。 「部下は上司を必ずしも選ぶことができません。また高圧的かどうかという問題以外にも、優秀かどうかという問題もあります。  部下から上司に対するマネジメントが必要になるので、問題のある行動は必ず記録しましょう。ハラスメントの問題を指摘する際の武器になります。録音、録画、スクリーンショットの保存なども効果的で、他の社員との情報共有、連携も有効です。あまり自分だけで問題を背負わずに、他の人と相談して乗り切りましょう」

被害を受けているのなら証拠集めが必要

 暴走する上司に対して、不満があっても言えない社員は多くいるだろう。しかし、その状況によって自分のメンタルが崩壊してしまうようなら、対策をとって状況を打破する必要がある。常見氏の指摘のように、暴走する上司にハラスメントを受けているのなら、やはり現代社会においては「証拠集め」が一番の対策となるだろう。 取材・文/日刊SPA!編集部
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