カーライフ

信頼・品質文句なし。デザインでも世界一攻めるトヨタ最後の課題

最後に大きな弱点が…

 というわけで新型シエンタには非の打ちどころがナイ! この世にはトヨタ車だけあればヨシ!と思えてくるが、最後に大きな弱点が待っていた。トヨタの人気車種は、納車待ちが限りなく長くなっていて、なかなか手に入らないのだ!
オートクラブ

見て、乗って、使って、シエンタには弱点なし! おかげですでに受注4万台とか。でも、ハイブリッドは納車待ち約1年だよ!

 昨年から半導体など自動車部品の不足が深刻だが、国産メーカーではトヨタが断然深刻で、多くのモデルで納車の見通しが立たず受注停止に。ランクルのような特殊なクルマはともかくとして、超売れ筋ミニバンのアルファードや、超売れ筋SUVのハリアーも受注停止中。注文可能なモデルでも納車待ち1年はアタリマエだ。新型シエンタも、ガソリン車なら半年以内に納車可能だけど、ハイブリッドは早くも約1年待ちになっている。ガーン! オートクラブオートクラブオートクラブ「なんでトヨタ車ばっかり、納車待ちが長いんだ! けしからん!」  そうお怒りの方もいるでしょう。原因はいろいろあるけれど、「トヨタ車は人気が爆発しすぎる」というのが一番デカいようだ。他社と比べると受注台数の規模が違いすぎる。マツダやスバルとは1ケタも違う。  逆に言うと、マツダやスバルなら、どのモデルでも3か月くらいで納車されるのでオススメです! ただし、マツダやスバルにミニバンはないけどネ!

【結論!】

 トヨタの新車が欲しけりゃ待つしかない。今や「待てば買えるだけありがたい」という状況だ。待てない人は旧型の中古車を! 中古車も値上がりしてるけど、すぐに買える。中古車最高!
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【写真】車中泊したい人は…
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1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中

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