エンタメ

地下アイドルから“手に職”求めてエンジニアに転身。夢を諦めずに二刀流の決意

コロナ禍でアイドルグループ卒業、手に職をつけるために…

エンジニア だが、コロナ禍でライブの集客が難しかったりと、思うようにいかない日々が続く。そして、1年ほどでグループを卒業することになる。  その後は、仲の良い友人がフリーランスのエンジニアとして稼いでいることを知り、「手に職をつけて在宅の仕事ができれば、もっと自分の時間が作れるのでは」と考えるように。  その友人のもとでプログラミングを教えてもらいながら、たまに案件を振ってもらって実務経験を積んでいった。

プログラミングは未経験でも「何かを作り出すのが好き」

「アイドルからエンジニアに転身しようと思ったのは、お芝居やアイドルのような表舞台で輝くために、自分の時間を作りたかったのが大きなきっかけです。こうした強い思いがあったからこそ、プログラミングは未経験でも挫折せずに継続して勉強できたと感じています。  もともと何かを作り出すのが好きで、特にJavaScriptを使って動的なアニメーションをつけるのがとても面白くて。覚えたての技術で簡単な心理学アプリを作ったりしていましたね。コーディングして自分の思った通りに動くと嬉しいですし、いかにプログラミングの楽しさを見出せるかが、モチベーションを維持できるコツだと思います」  自分の好きなこと、やりたいことに集中するため、芸能以外の仕事にも打ち込む。このようなマインドセットを持ちながら、朝日奈さんはシステムエンジニアの仕事に従事しているという。
次のページ
アイドルとエンジニアの二刀流に挑戦
1
2
3
4
1986年生まれ。立教大卒。ビジネス、旅行、イベント、カルチャーなど興味関心の湧く分野を中心に執筆活動を行う。社会のA面B面、メジャーからアンダーまで足を運び、現場で知ることを大切にしている

記事一覧へ
おすすめ記事