更新日:2022年12月19日 21:01
エンタメ

ウエストランド「悲願のM-1グランプリ制覇」の裏にあった“大博打”の勝算

「何もいいことがなかった奴の復讐劇」が成就

ウエストランド

©M-1グランプリ事務局

 優勝した「ウエストランド」に対して松本さんは「窮屈な時代なんですけど、キャラクターとテクニックさえあれば毒舌漫才もまだまだ受け入れられるという夢を感じました」と告げた。    今回、見事に栄冠を掴んだ井口君が2020年大会のネタ中に言い放った言葉がこちらである。 「お笑いは今まで何もいいことがなかった奴の復讐劇なんだから」  時代に逆張りし大博打に打ち勝った「ウエストランド」。彼らは王者となり復讐を完遂した。おめでとう、ウエストランド!
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
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