エンタメ

アンジュルム、変動のない1年での変化。「こんなに1年で人って成長するんだ」

卒業後に見据える道

竹内朱莉

――卒業発表の際に、書道の道を進んでいきたいというお話がありました。ここまで具体的な目標が卒業発表時にあるのも珍しいなと思います。すでに個展の開催が予定されていますね? 竹内:はい。今回のアルバムタイトルでもある「BIG LOVE」という作品をはじめ、今までお仕事で使っていただいた作品や、私がちょうど書道を始めたてのときの作品もあるので、私の書道の歴史を振り返るような個展になると思います。アンジュルムは四字熟語の楽曲タイトルやツアータイトルが多くそれを書かせていただいたりもしているので、歴代のアンジュルムを感じられるのは見どころの一つです。 ――「書道で世界を回りたい」ということも卒業時に発表されていましたけれども、個展とは別に、具体的にこういうことをしたいという野望はありますか。 竹内:路上でお客さんから依頼された漢字を書いたりしたくて。前にアンジュルムでフランスにライブに行かせていただいたときに、現地のコーディネーターさんに「これ私が書いた字なんだよ」って作品を見せたら、「すごい!」って褒めてくださったんです。「こんなに褒めてくれるんだ」って感動しました。海外での個展もやりたいですけど、“行き当たりばったりのこと”をやりたいんです。何も持たず、ただ筆だけ持っていきたいっていうのが一番の夢ではありますね。 ――最後に、卒業するまでに「これはやってみたい」ということはありますか? 竹内:スカイダイビング! 上國料:卒業してからもできるじゃないですか!! 竹内:卒業までなら……海外でライブをしたいという願望はあります。今のメンバーだと半分くらい海外のライブは体験していないので、今のメンバーで海外のライブをやりたいですね。でも、やっぱりスカイダイビングかな(笑) 上國料:卒業してからにしてください、ほんとに! メンバーもファンも、大きな愛を武器に、出会いと別れの春を乗り越えていく。 取材・文/綿谷 翔 撮影/武田敏将 【アンジュルム】 新録曲8作品を含む全23曲を収録の2枚組アルバム『BIG LOVE』を3月22日に発売。3月18日からJ:COMホール八王子を皮切りに新たに全国ツアーも始まる。また、竹内朱莉の個展が4月15日から聖徳記念絵画館にて開催
1
2
3
4
おすすめ記事
ハッシュタグ