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ChatGPTでAIブームが再到来。国内の「注目銘柄」を投資家が厳選

個人投資家も大注目する国内のAI企業とは?

チャットGPT チャットGPTに注目している個人投資家のかっちゃん氏の話も目から鱗だ。 「事業の面白さと業績の良さの2つを兼ね備えている、ユーザーローカル(東P・3984)に注目しています。カスタマーサービスをAIで自動化できる業務用チャットボットをサブスク形式で提供。働き手不足による業務の省力化が叫ばれる昨今のニーズにぴったりです。業績を見ても、営業利益と売り上げがともに右肩上がり。すべての企業のお手本になるほど好業績なのが頼もしい」  また、村瀬氏と同様にエヌビディア関連は押さえておきたいという。
かっちゃん氏

かっちゃん氏

「チャットGPT×ロボット」も要チェック

「チャットGPTの発展には演算能力の拡大が必要で、エヌビディアの技術力が必須。となれば、エヌビディアの国内正規代理店である菱洋エレクトロ(東P・8068)からも目が離せません。実際に今期の営業利益は過去最大を記録するなど期待大です」(かっちゃん)  さらに、「チャットGPT×ロボット」という展望にも夢を膨らませる。 「現在アレクサが担っている役割を、チャットGPTの機能が盛り込まれた音声認識ロボットが担う未来もなくはない。ロボット制作会社のファナック(東P・6954)がエヌビディアと技術提携を行い、AI用半導体を搭載したFA用ロボットをすでに開発中。中長期的にチェックしておいて損はないはずです」(同)  株の達人たちの回答は、AIよりも正確だ。
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