恋愛・結婚

絶縁していた娘から「200万円出せ」という連絡が…自分勝手な主張に戦慄

 不貞行為の被害者はパートナーとその相手に慰謝料を請求することができるが、多いのが貯金がなくて一括では支払えないケース。その場合は分割払いを認めることも可能だが、親から借金して慰謝料を用意することも珍しくない。  ただし、なかには子供から泣きつかれても肩代わりを拒否する人も。運送会社で働く森本剛也さん(仮名・55歳)も今から5年前、当時28歳の娘から「200万円貸してほしい」と頼まれたが、最後まで首を縦に振らなかったという。
電話する女性

画像はイメージです

養子縁組を頑なに拒否された

「実は、妻の連れ子で血の繋がりはないんです。娘が中学生のときに再婚したのですが、本人は私と妻が一緒になるのに大反対。最終的には渋々応じてくれたものの、家の中では完全に他人扱い。それどころか次第に反抗的な態度を取るようになってました」  当初は養子縁組するつもりでいたが、彼女が頑なに拒否。そのまま、高校卒業と同時に家を出て行ってしまったそうだ。 「なんとかして関係を改善しようと努力してみたのですが私が帰宅すると自分の部屋に籠り、家族で食事をしようともしない。それで妻と娘との関係まで悪くなったんです。だから、専門学校の学費や一人暮らしの家賃や生活費は私のほうで負担しましたが、本音を言えば正直ホッとしました」

妻の死後、一方的に縁を切られてしまう…

 ところが、夫婦水入らずの生活も4年で終わりを迎えてしまう。娘が22歳のとき、妻が病気で亡くなってしまったのだ。  通夜も告別式も問題もなく終えることができたが葬儀が終わった後、娘は「あなたとはもう他人だから」と縁切りを宣言。これで関係が完全に切れたと思っていただけに、6年ぶりとなる娘からの電話にはかなり驚いたという。
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「不倫相手の妻」を名乗る女性から電話が
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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