恋愛・結婚

夫名義のカードで月50万円散財する妻。離婚しようとしたら…

「びっくりを通り越して、途方に暮れましたよ」
部屋

写真はイメージです(以下同じ)

 そう語るのは、大手シンクタンクに勤務する君島泰人さん(仮名・45歳)。妻との離婚を考えていた5年前、出張先から自宅マンションに帰宅すると、家財道具一切なしの部屋になっていたのだ。

夫名義のカードで月50万円散財する妻

 君島さんは当時、5歳年下の妻との離婚を弁護士に相談していた。浪費家の妻は、君島さん名義のクレジットカードで海外ブランドの洋服やバッグ、ジュエリーなどの高額商品や高級レストランでの食事など、贅沢三昧を繰り返していた。そのため月末には、多い時で50万円以上の引き落としがあったという。 「妻に注意すると、翌月は10万円ぐらいになりますが、翌々月には30万円以上と、また高額の引き落としになる。困っていましたね」 贅沢 妻は自分名義のアパートなど不動産を持っているため、自由に使えるお金があるはずだった。だが高級品は全て夫のクレジットカードで購入するという徹底ぶり。 「弁護士と相談して、協議離婚をしようとしていたある日、私が1泊2日の関西出張に行ったんです。ところが帰宅すると、マンションの部屋の鍵が開かなくて…」  故障したと思った君島さんはインターフォンを押したが、返事がなかった。そこで管理人に連絡をすると、君島さんが出張中に鍵が替えられたことを伝えられた。 「嫌な予感がしました。妻に電話をしたら留守電になっていたので、すぐに連絡くれとメッセージを入れましたが、折り返しもない。管理人室で本人確認が済んでから、新しい鍵で入ったところ、もぬけの殻でした」 男性 テレビなどの家電はもちろん、ベッドも書斎机、ドレッサーや絨毯など、すべてがなくなっていた。 「がらーんとしていて、本当に何もない。まるで部屋の内見状態でした」  茫然となった君島さん。書斎机に入れておいた貯金通帳や印鑑もなくなっていることがわかると、すぐに銀行のATMに向かった。信じられないことに、口座の残高が8割ほど引き出されていたのだ。
次のページ right-delta
財産を取られた夫はどうした?
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート