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元セクシー女優が「引退した女優たち」の“その後の人生”を語る

労働から遠ざかると悩ましい問題が

たかなし亜妖さん 一度労働から遠ざかり、仕事のストレスがない日々に慣れると社会復帰が困難になる。面倒を見てくれる男性を切りたくても切れず、かといって働く気も起きない状態になれば、生活には困らずとも心が貧しくなっていく。  パパをアテにしすぎて路頭に迷う女性たちはセクシー業界復帰を何度も繰り返し、夜の仕事をやめては出戻るなど、どっちつかずの状態になることも多い。  今の状況を打破できず、フラフラし続ける元女優が一定数いるのは事実。どこかで新たな選択肢を見つけられればいいが、一度労働という名のしがらみから解放され“過ぎて”しまうと以前の感覚を取り戻せなくなるので、非常に悩ましい問題と言えるだろう。

元セクシー女優だからといって未来が閉ざされることなどない

 今回は夜の世界への転職やパパ活などの例を紹介したが、お昼の仕事に就く女優たちも意外と多い(私もそうだが)。  そして最後に伝えたいのは、「セクシー業界に身を置いたからといって先の未来が閉ざされることは決してない」ということ。女優への偏見も軽くなり、選択肢が増えたからこそ、引退後をどう過ごすかは自身の手に掛かっているのだ。  今は自分の道を自分で作る時代。第二の人生の歩み方はなるべく誤らないようにしたいものである。 文/たかなし亜妖
元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya
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