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“湾岸タワマン”購入者が考える「災害時のリスク」について。私見を語る

海沿いは津波が怖い?

「海沿いは津波が怖い」と懸念される方もいるかもしれません。しかし、東京湾内は波が高くならないことが指摘されています。 これもハザードマップを見れば一発で、東京で危険エリアは皆無でした。

埋立地だからこその懸念、液状化現象

地震時の水害に関していえば、唯一の懸念が液状化現象。埋立地だけあって、これは発生確率が高いとされています。 しかし、東日本大震災のときも、浦安のように砂が噴出したり、マンホールが突き出たりした例は湾岸ではありません。晴海、豊洲、有明の一部で痕跡はあったようですが、報道で大きく取り上げられるようなレベルでもなかった。 そもそもタワマンを建てるときは「地盤の固い層まで基礎杭を打ち込み、地盤の弱いところは改良工事をする」という話を現場監督の知人から聞いて、私はリスクを許容できると考えました。 やっぱり買う前はめちゃめちゃ気になりましたので。長周期地震動が来たら、もう諦めて揺れに任せるしかありません(笑)。
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豊洲では2つのタワマンが大規模修繕を実施済
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中堅出版社に25年勤務の編集者。妻、子供の3人暮らしで世帯年収は1,450万円ほど。2018年秋に豊洲のタワマンを6,000万円で購入し、現在の債務はフラット35で4,500万円を切る。Twitter:@tritonsakura

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