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“湾岸タワマン”購入者が考える「災害時のリスク」について。私見を語る

修繕費や人口減少問題は?

大規模修繕は、国土交通省のガイドラインによると、おおよそ十数年に一度というのが目安のようです。その一方で排水管の劣化対策やエレベーターの管理、付属のジムやゲストルームなど諸施設の費用はそれとは関係なく発生しますよね。 最近は電気代の高騰もあって、私の住むところでも修繕費の値上がりが検討されているようです。そこで重要になってくるのが管理組合でしょう。 私のマンションでは、こうした情報が管理組合からマメに報告されていて、しかも大手の管理会社と連携し、専属の担当者さんもいるので大きな不安はありません。 組合に遊び心もあってか、今はやりのChatGPTに「今後の災害対策について聞いてみた」というレポートまであり、その指摘が思いのほか適切だったようで、思わず笑ってしまいました。修繕管理費の収支報告も一定期間毎に送られてくるので、やはり安心できますよ。 ですので、もしもタワマンへの入居をお考えでしたら、駅近とか平米とかの条件だけでなく、組合も考慮された方が良いと思います。 定年後にのんびりと暮らしている方も一定数いて、張り合いを求めてなのか、組合活動をシッカリしてくれる方も中にはいますので。 彼らは総じてコミュ力も高く、そうした住人が多いのも、湾岸タワマンのいいところかもしれません。 <TEXT/とりとん>
中堅出版社に25年勤務の編集者。妻、子供の3人暮らしで世帯年収は1,450万円ほど。2018年秋に豊洲のタワマンを6,000万円で購入し、現在の債務はフラット35で4,500万円を切る。Twitter:@tritonsakura
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