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タワマンの“エレベータ渋滞”は本当か? 湾岸エリアのタワマン住人が語る真実

数少ないエレベータに大量の住人が押し寄せるせいか、朝の出勤時には電車に乗り遅れそうになり、休日は階上の住民に小馬鹿にされ、高すぎるローンを抱えて生活苦で往生してしまう――。 昨今よく見る“タワマン記事”は、どれもこれも不幸にまみれていて、縁のない庶民としては胸がすく思いであるが、実際のところそうした話はどこまでリアルなのか。本当に住みづらいところなのか。 豊洲に在住して5年目の筆者が、湾岸タワマンのリアルを語らせてもらいます。今回のテーマは、「エレベーター事情」についてです。
タワマン エレベーター

画像はイメージです

2018年に豊洲のタワマンに引っ越す

私が豊洲のタワマンに引っ越したのは2018年秋のことです。 湾岸エリアの幼稚園に子供が通っていて、それ以前は、隣町の勝どきで賃貸暮らしをしていました。45平米、月13.5万円の家賃だったので、マンションカーストで言えば最下層の部屋といえます。 夜、寝るときに窓の外を見ると、晴海の高級タワマン「ドゥ・トゥール」の青い光が部屋に差し込んできて、「これがタワマンか……」とぼんやり眺めていたことを今も鮮明に覚えてます。 私は中小の出版社に勤務しており、妻が外資系企業勤め。割と異色な組み合わせが珍しがられてか、今でも幼稚園のパパ友・ママ友と繋がりがあり、子どもたちもよく一緒に遊んでます。

エレベーターで「待たされことがない」

その縁で「勝どき・晴海・豊洲」の湾岸タワマンには、もう何十回と足を運んでいますが……記事でよく見る「エレベーターで長時間待たされる」ってのは経験したことありません。 基本的に大きなビルって「1~24階」「25~50階」というように、エレベーターの止まる階が区切られているじゃないですか。一棟まるごと同じところを使うわけじゃない。 タワマンも同じシステムのところが多く、自ずと利用人数の上限は決まってきます。 まぁ、問題は朝の通勤時ですよね。
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多少待っても「誰も気に留めてない」
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中堅出版社に25年勤務の編集者。妻、子供の3人暮らしで世帯年収は1,450万円ほど。2018年秋に豊洲のタワマンを6,000万円で購入し、現在の債務はフラット35で4,500万円を切る。Twitter:@tritonsakura

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