更新日:2023年07月07日 15:40
エンタメ

髙嶋政宏が人生を謳歌し続ける理由「サランラップに巻かれるのが好き」

悩まず人生を謳歌する方法は?

——現在57歳の髙嶋さんは、俳優業も順調で、夫婦仲も良好。SMだけではなく音楽やグルメなど多趣味で、公私ともに順風満帆です。人生を謳歌するため、同世代の男性に対してアドバイスはありますか? 髙嶋:50代になると、仕事や人間関係で悩むことも多いかと思います。会社員なら自分が定年までどこまで出世できるか見通しも立っているし、自分の能力もある程度把握できている。給料は上がらないし、年下の上司がいて、コンプライアンスを盾に自分の権利ばかりを主張する若い後輩はどんどん増える。家庭では子どもも成長して、妻も子どもも相手にしてくれない、プライベートの友達がいない、趣味自体がないなどというアラフィフ男性も多いと聞きます。  アラフィフ男性は悩み多き年代だと思うのですが、人生はまだまだこれから。僕はグズグズと悩むよりも自分の好きなことを見つけて突き詰めたほうがいいと思うんです。悩みに押しつぶされそうになって、毎日を暗澹たる気持ちで鬱々と過ごすくらいなら、気になったことは何でもやってみたほうがいい。何でもかんでも「とにかくやってやろう」という気持ちが大事だと思います。

どんどん「人と交流していくべき」

——コロナ禍で人との交流が少なくなり、FACE TO FACEのコミュニケーションも減少していますよね……。 髙嶋:人と話さなくなると、息を吐かなくなるので、二酸化炭素が体内に溜まるんですよ。すると、心にも体にも悪い気が溜まりがちに。気分もブルーになるので、コロナ禍が収束しつつある今こそ、人と交流していくべきだと思います。
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1982年、札幌市生まれ。中央大学卒業後から10年間、光文社『女性自身』記者として芸能人や美容・健康分野の取材を担当。2016年独立後、雑誌の取材に加え、写真集や書籍の構成・編集なども担当
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