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「ヤンキー用語」の意外と知らない意味とルーツ。ヤキ、根性焼き、赤テープ etc.

ヤンキー用語④「赤テープ&白テープ」

学生鞄 こちらはヤンキー界には欠かせないアーティスト「横浜銀蝿」の楽曲の中の歌詞にも登場する言葉で、喧嘩をやる・やらないを示す「意思表示」に使っていたものだということです。 「当時、ツッパリ学生(ヤンキー)たちの間で流行っていたルール的なもので、学生カバンの持ち手の部分に、赤いビニールテープや白いビニールテープを巻き付けて、赤は“喧嘩売ります”、白は“喧嘩買います”という意味があったんです(※赤白どちらが売ります・買いますかは定かではない)。女の子でもやっている子がいましたが、多くは男の子でした」

ヤンキー女子がカバンに絆創膏を貼っていた意味とは?

絆創膏「カバンといえば、女の子はどちらかというと、カバンの表に斜めに絆創膏を貼る子が多かったです。その意味としては“私はもう傷物です”、つまり“もう処女ではありません”ということ。当時のヤンキー少女たちは、いつまでも処女であることに抵抗を感じていたんじゃないかと思います」  早熟であることにステイタスを感じる子も少なくなく、“私はもうガキじゃない”ということを主張したかったのでしょう。その頃に大ブレイクしていた中森明菜さんの曲「少女A」において、ちょっと不良っぽい演出が女の子たちにウケていたのもそういった背景があったからかもしれませんね。
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「年少リング」は不良の勲章
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伝説のレディース暴走族雑誌『ティーンズロード』をはじめ、改造車だけを扱うクルマ雑誌『VIP club』や特攻服カタログ『BAMBO』、渋谷系ファッション雑誌『MEN’S KNUCKLE』など、数々の不良系雑誌の編集長を務めて社会現象を起こす。現在は、大洋図書発行の実話誌『実話ナックルズ』のYouTubeチャンネル「ナックルズTV」や、ギャル男雑誌『men’s egg』をWebで復活させたYouTubeチャンネル「men’s egg 公式」のプロデューサーとして活躍中。

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