恋愛・結婚

幼なじみの女友達が「手作りウエディング」で復讐。一生の思い出にキズがついた罠

実家で遭遇したH香が驚きの一言

「何かあったのかもしれないと心配になって、H香が住んでいるマンションへ行ってみましたが不在。ますます心配になって、そのままH香の実家へ向かいました。そこで、H香と遭遇したのですが、ピンピンしていて、めちゃくちゃ元気そうでした…」  沙那さんが「何回も連絡したんだけど」と言っても、「いま実家に遊びに来てるんだけど、何か用事?」と驚くような返答が。「招待状のデザイン案は? ホテルからもH香と連絡が取れないって電話があったよ!」と、沙那さんは思わず焦りと力の入った声で問い詰めた。 「するとH香は急に鼻で笑い、そのあと私を睨みつけ、『高校生の頃からずっとFのことが好きだった。結婚式の土壇場になって、親族や友人に慌てて連絡する沙那の姿を想像したら快感だった』と、最初から手作りウエディングなどする気などなかったと自白したのです」

すべては幼なじみの復讐だった

怒り 女性 さらにH香は「いつも私が欲しいものをシレっと手に入れて、勉強もスポーツもできて腹立つ存在だった。社会人になってからも責任ある仕事を任された話とか聞かされるたび、こっちはストレスだった! 今後一切、お前の顔なんか見たくない!」と逆ギレしてきたとか。 「一方的に逆ギレされたばかりか、絶交までされ、戸惑いました。結婚式の日取りを変更せざるを得なくなったばかりか、親友だと思っていたH香にも絶交を突き付けられ、結婚前だというのにメンタルはボロボロ。でも、H香の思うつぼにはなりたくないと思いました」  その後はホテルと連携し、何事もなかったように式を挙げたというが、一生に一度しかない結婚の思い出に深いキズがついたと嘆く。結婚式を成功させるためには、沙那さんが言うように、出席者や式にかかわってくれる人を慎重に厳選する必要があるかもしれない。 <TEXT/山内良子>
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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