自分のミスをPCのせいに…経歴詐称疑惑の「モンスターバイト」のおかげで現場は大混乱!
年齢制限を伝え忘れてしまった結果
採用代行が応募者を振り分ける段階で68歳の男性に年齢制限を伝えるべきだったが、水田さんが怠ってしまったことによって、応募者は傷つき、店長も後味の悪い思いをしたのだ。
「全体の周知事項に『気をつけてもらいたい』と目立つように告知したんですが、水田さんから謝罪もありませんでした」
自分のミスを他のせいにしたり、ミスを隠そうとしてエクセルを操作したりと、水田さんの仕事ぶりを改善するにはどうしたらいいかと野崎さんは悩む。
「自分の範疇が正義であるといわんばかりの態度から、プライドが高いと推測されます。年齢に関係なく、周囲に害をもたらすスタッフのプライドの高さはこちらでも対処しようがないです」
水田さんの将来の夢は企業コンサルタントだと言う。だがそれらしい勉強をしている気配はない。それもプライドの高さゆえの自己保身なのか。次のバイト更新はないだろうと、野崎さんは疲労感が漂う表情を浮かべた。
<取材・文/夏目かをる>
―[モンスター従業員]―
コラムニスト、作家。2万人のワーキングウーマン取材をもとに恋愛&婚活&結婚をテーマに執筆。難病克服後に医療ライターとしても活動。ブログ「恋するブログ☆~恋、のような気分で♪」
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