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東大生も納得した「読むだけで頭の回転が速くなる本」ベスト3

○『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』

(日本能率協会マネジメントセンター)松島かれん著
無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ

『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』(日本能率協会マネジメントセンター)

 みなさんは普段から手帳を使っていますか? 今どきは紙の手帳ではなく、スマホのカレンダー機能で予定を整理している方も多いかもしれません。かく言う筆者もその一人です。何より、様々な電子媒体で予定が同期するという点が便利で、紙の手帳に戻ることができません。  しかし、『無理せず自然に成績が上がる勉強のトリセツ 東大生の合格手帳術』の著者である松島氏は、そのような利点を持ったとしても、敢えて紙の手帳にこだわるべきであると説いています。それは、彼女が手帳を通して「自己管理」「自己分析」を行うだけではなく、自己肯定感を高めることすらも可能であると確信していることに理由があります。  元々は偏差値が39しかなかったという松島氏。彼女はそこから一念発起して勉強を開始し、東京大学に現役合格しています。ちなみに偏差値は50が標準とされており、東京大学の偏差値は一般に70~80程度とされていますから、その凄まじさがわかります。  いったい彼女はどのように手帳を活用しながら成績を上げていったのか? そして、受験勉強という孤独な戦いに心折れることなく、自信をつけていったのか。この手帳術を学べば、それらの秘密を吸収することができるかもしれません。  手帳を通じた「自己管理」「自己分析」の術は必見です。

情報の整理が人生を切り開くきっかけに

 いかがでしたでしょうか。メモ・スマホ・手帳と三者三様ではありましたが、どの本の著者も情報を整理することによって、人生を切りひらいたという確信を持っていることが印象的でしたね。  情報社会という一面が加速している昨今では、溢れかえる情報に踊らされないことが成功の秘訣の一つとなるのではないでしょうか。アナログな方法に思えるかもしれませんが、普段から整理整頓をしっかりと行い、メモや手帳を活用して情報をまとめていくことが、成長につながるのかもしれません。  こちらの紹介を読んで、もしも興味のある本が出てきたら、ぜひ手に取ってみてくださいね!この記事が、みなさんの読書ライフに貢献できることを祈ります。
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa

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