次の瞬間、「え、そうなんだ…復讐…？」と戸惑うKさんに「そうそう、復讐。ま、女心ってやつですかね。ちょっとしつこいっていうかストーカーっぽいとか思うかもしれませんけど、陽花里さんは本気なので見なかったことにしてあげてください～」と真顔で言及。 「Kさんは明らかに、テンションがダウン。さっきまでいい感じだった雰囲気は吹き飛び、気がついたらKさんの姿は視界から消えていて、そのあとはもう近くにも寄ってきてくれませんでした。私は復讐を優先し、新しい恋の芽まで台無しにしてしまったのです」 　深く後悔し、M子にはかなり腹が立ったという陽花里さん。嫌な目に遭えば復讐したいという気持ちにもなるが、陽花里さんのケースのように、その行為が将来に影響してしまうこともある。後悔しないよう、よく考えて行動したいものだ。 ＜TEXT／夏川夏実＞ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter：@natukawanatumi5