更新日:2023年09月21日 09:35
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秋競馬で初制覇が見える‟ネクストG1ジョッキー”5選

カラテで名を上げた関東期待のネクストG1候補・菅原明良騎手

菅原明良騎手

「追える」若手の代表格・菅原明良騎手

 続いて関東から、菅原明騎手にも注目です。2021年にカラテとのコンビで重賞初制覇を成し遂げた菅原明騎手。同馬とのコンビではその後も重賞を勝つなど、年々大一番での活躍が目立つようになっており、今年は既に重賞を3勝。G1戦線でも名前を見る機会が増えています。  菅原明騎手の魅力はその腕っぷしの強さ。若手屈指の「追える」ジョッキーで、昨年のNHKマイルカップでは最低人気のカワキタレブリーをグイグイ追って3着に持ってくるなど、大一番でも一発の魅力があります。引き続き健在のカラテ、今年重賞を制しているゴールデンハインドなどのお手馬もいますし、思わぬ穴馬での一撃があるかもしれません。

ドゥーラとのコンビで注目度UP! 雑草のエリート・斎藤新騎手

斉藤新騎手

ドゥーラとのコンビで打倒リバティアイランドを目指す斎藤新騎手

 勢いという点で見逃せないのは、今年の春、オークス3着と健闘したドゥーラとのコンビで注目度を上げた斎藤新騎手です。斎藤新騎手の父は昨年の関東リーディング調教師である斎藤誠師。中学1年時に東京競馬場で行われた第5回ジョッキーベイビーズを制した、いわば競馬界のサラブレッドですが、そんな父が開業する関東ではなく、あえて父のもとを離れ関西でデビューしたという経歴の持ち主です。  端正な顔立ちから女性ファンも多いジョッキーですが、もちろん本業の実力も折り紙付き。デビュー年に42勝を挙げたほか、ドゥーラとのコンビではオークス3着のあとクイーンSを制するなど、打倒リバティアイランドの候補として注目を集めています。  すでに同期の団野騎手は今年の春にG1制覇。同じく初G1制覇に期待が懸かる岩田望来騎手や、前述の菅原明騎手も同期にあたるため、負けられないところでしょう。
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もはやベテランの域に達しつつある三浦騎手
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