更新日:2023年10月02日 12:32
エンタメ

ワールドカップバレー“会場の一体感”を生んだ先進技術の正体

 パリ五輪への切符をかけたワールドカップバレーが、9月16日代々木第一競技場で開幕した。観客たちの声援が会場に生み出された一体感が、初戦のペルー戦を白星で飾った日本代表の大きな後押しとなったが、実は試合直前のコートでは、その会場の一体感を作ったパフォーマンスが行われていた。

コート上を疾走する自動運転モップ

光りながら走行する「自動運転モップ」

 試合前の応援練習パフォーマンスでは、大会特別協賛の日産自動車からバルーンが無料配布され、さらに、自動運転モップのパフォーマンスで会場を湧かせたのだ。  モップを持ち、コートに登場したパフォーマー。照明が落ちモップにパワーがチャージされると、モップが光りながらコートの上を自動走行。パフォーマーのダンスと一緒に踊ったり、音楽に合わせてリズミカルな動きを披露、会場全体が「まるで魔法だ」と、驚きの声をあげた。

パフォーマーたちがモップでコート清掃

場内が暗転し、魔法のように動き出すモップ

自動運転モップの正体は、日産の独自技術「プロパイロット2.0」に着想を得たものだった

パフォーマーのダンス、音楽に合わせて踊るシーンも

 この自動運転モップは、日産の先進運転支援技術「プロパイロット2.0」から着想を得たもの。プロパイロット2.0は高速道路のナビ連動ルート走行と同一車線内でのハンズオフ走行が可能な技術。手放しで走行するのはもちろん、追い越しをしたり、白線を認識してラインに近付いたりできる。滑らかにコート上を疾走する自動運転モップの姿に、技術力の高さと先進性を再確認した。

先進技術を生み出す精神を後押しに

 ワールドカップバレーの応援コンセプトになっている「やっちゃえ」は、創業90周年を迎える日産が、創業以来大切にしてきた「他のやらぬことを、やる」という精神を象徴したもの。この言葉は、数々の「世界初」を生み出す日産のチャレンジの後押しとなってきた。

応援コンセプトは「やっちゃえ」だ

 車の技術を使った自動運転モップのパフォーマンスで、会場の応援エネルギーを選手に届けるムードを作り上げた今回のショー。スポーツ競技は個々の選手、チームの技術力の競い合いといった側面もあるが、日産のフィロソフィーや先進技術が詰まった応援パフォーマンスを背に、最終戦まで「やっちゃえ」日本代表。 <提供/日産自動車>
おすすめ記事
ハッシュタグ