「所属するタレントに罪はない」“ジャニヲタ”をやめない女性たちの複雑な胸中
10月2日、事務所による会見で、ついにジャニーズ事務所の解体と、「ジャニーズ」という名前の消滅が発表された。
性加害問題が予想外の展開を見せるなか、ジャニーズファンたちは何を思うのか――。記者会見の直前、9月下旬に、ジャニヲタをやめない人たちの声を聞いた。
故ジャニー喜多川氏による所属タレントへの性加害問題をめぐり、ジャニーズ王国が崩壊に向かっている。
一方、こうした状況下で置き去りにされているのが、ジャニーズのファンたちだ。所属グループのファンクラブの会員数だけでも累計1300万人以上。
ファンクラブに入会していない層を含めると、相当な人数となるが、彼女たちは今回の事件に何を思うのか。
「これからも昔のように、いえ、むしろ今まで以上にジャニーズを推していきます」と、真っすぐな目で語るのはKis-My-Ft2横尾渉担当(ファンを意味する)の古川歩さん(仮名・38歳)。
年に1回は担当のコンサートに出向き、チケットが当たらなかった年は転売ヤーから30万円で購入するほど熱を上げている。
「ジャニーさんの性加害は噂程度で知ってはいましたし、ファンなら暗黙の事実。亡くなったあとにこんな大ごとになってビックリです。
でも、所属するタレントに罪はない。外部専門家の再発防止特別チームが設けられたそうですが、そもそもジャニーさんは死んでいるんだから再発も何もないですよね?
推しと出会えたのはジャニーさんのおかげ。感謝しています」と、涙を浮かべた。
今回の件でジャニーズ離れを起こすファンは周囲にいないと古川さんは言う。
実際、9月9日に発売されたSnow Manの9枚目シングル「Dangerholic」が初週86.9万枚を売り上げ、オリコン週間シングルランキングで初登場1位を飾るなど、人気が陰る兆しはない。
King&Prince永瀬廉担当の沼田瑛美さん(仮名・29歳)も絶対にファンはやめないと断言する。
「これまでは、同じジャニヲタでも推している担当やグループによる派閥があったのですが、今回の騒動でファンは一致団結した。
例えば、ファンの間では推しが出演するCMの商品を購入するなどして、間接的にタレントを応援する文化があります。
今回、ジャニーズ起用の打ち切りラッシュで、推しの関連商品だけではなく、ジャニーズのタレントを起用し続けている企業の商品全般を積極的に買うようになりました。
こうして、ジャニーズ全体を盛り上げていこうというムーブメントがファン内で生まれています」
反対にジャニーズの起用を取りやめた企業の商品は手に取ることを躊躇するようになったという。
「特に、CM降板ドミノの先陣を切ったサントリーは許せない。サントリーの製品をもう買わないという意思表示として『#さよならサントリー』というハッシュタグがSNSで広がったくらいです。
とはいえ、最近は起用を打ち切る企業があまりにも多く、買えるものが少なくなったのが難点ですが……」
「タレントに罪はない」と涙ぐむファン
「#さよならサントリー」という“運動”も
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