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スマスロとスマパチで分かれた明暗。ポイントは「一撃の期待感」と「出玉性能の伸び代」

人気が出たのは慣れ親しんだ319

パチンコ そんななか、遂にスマパチにも復活の兆しを感じさせるマシンが出現。だが、スペック面に関してはスマパチ以前の機種に寄せており(Cタイムは搭載)、初当り確率は約319分の1。その点からも、ファンが大当り確率349分の1に対して、いかに拒否反応を示しているのかが伺えるだろう。 「京楽のスマパチ一発目の『必殺仕置人』は完全なる新台で期待されていたんですが、残念ながら稼働は伸びなかったですね。『スペックが甘すぎてお店が回せなかった』といった印象の機種でした。ただ、その後に登場した『ソードアート・オンライン』は今のところ好調です。スマパチだけど大当り確率は319分の1で、他社で大ヒットを記録した『エヴァ15』のスペックを踏襲しつつ、Cタイムも付いているので、スペック的にもゲーム性的にも人気が出るのは頷けます」

さらなる内規改正で復活を目指すパチンコ

 スマスロで復活したパチスロに対し低迷が続くパチンコ。だが、今年の6月に行われた内規改正により、今後は新たなゲーム性を持ったマシンの登場が期待されている。そこで取り入れられると噂になっている「ラッキートリガー」なる新機能。これまで以上の出玉を獲得できる可能性を秘めているそうだが、これが文字通り大量出玉はもとよりファン拡大の「引き金」になるのか? 今後の動きにも注目していきたいところである。 取材・文/サ行桜井
パチンコ雑誌『パチンコ必勝ガイド』『パチンコオリジナル実戦術』の元編集者。四半世紀ほど勤めた会社を退社しフリーランスに。現在は主にパチンコや競輪の記事を執筆している。
X(旧Twitter):@sagyosakurai
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