三井不動産、JICA、外務省出身の「30代ハイスペ女子」がスリランカで起業。“ルッキズム”と闘う理由
30代未婚で「卵子凍結」を決意した理由
生きづらさの背景にある「同調圧力」
――最後に、日本社会で生きづらさを感じている方々にメッセージをいただけますか。
前川:私はルッキズムや「であるべき論」の背後にあるのは同調圧力であると考えています。その圧力を自力で排除することはできません。でも、自分の半径5m以内だけでも生きやすい環境にすることで、幸福度は高まると思うんです。もし身近なところに自分を傷つけるような人がいるのであれば距離を置くなど、心地よい環境を整えることが護身術になるのではないでしょうか。
どんなに「小さな声」でも、必ず届くところには届くし、一人ひとりがそれぞれの思いを発信することで大きな変化をもたらすことができると信じています。私も微力ながら、誰もがより笑顔になれる社会を目指して、これからも「セルフラブ」を発信し続けていきたいと思います。
<取材・文・撮影/秋山志緒>
【前川裕奈】
慶應義塾大学法学部卒。三井不動産に勤務後、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて国際関係学の修士号を取得。 独立行政法人JICAでの仕事を通してスリランカに出会う。後に外務省の専門調査員としてスリランカに駐在しながら、2019年8月にフィットネスウェアブランド「kelluna.」を起業、代表に就任。著書に『そのカワイイは誰のため? ルッキズムをやっつけたくてスリランカで起業した話』(イカロス出版)。
大阪府出身。外資系金融機関で広報業務に従事した後に、フリーのライター・編集者として独立。マネー分野を得意としながらも、ライフやエンタメなど幅広く執筆中。ファイナンシャルプランナー(AFP)。X(旧Twitter):@COstyle
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