SNSで話題“港区の魔女”の壮絶すぎる半生。「見た目はヤンキーだから寂しいなんて言えない」
―[“才媛”の光と影]―
【才媛】 才能の優れた女性――。だが挫折なき才能に、人が魅せられることはない。本連載では、生きるのに不自由しない輝きを持ちながら、それに甘んじることなく挑戦し続ける風変わりな女性たちの半生を紹介する。
ネット上における誹謗中傷はもはや日常風景と化し、多くの場合、当事者以外からの関心を呼ぶことは皆無に等しい。だが今年10月、X(旧Twitter)上でフォロワーすらも巻き込んだ“舌戦”が繰り広げられた。
発端は、起業家でインフルエンサーのひろねぇ氏(@piromi0407)の投稿だった。
〈「俺ひろねぇさん全っ然イケます!」と28歳(20歳歳下)の男性に言われたんだけど思わず「いやいや、まずそもそも狙ってくれって一言も言ってねえし「私恋愛対象?」とも聞いても居ないし大体イケると20代に言われたからって40代女性が喜ぶと思ってんじゃねーぞ?」と言ってしまい場の空気を凍らせました。なに?ババアは若い人から求められてるみたいな事言われたら喜ばなきゃ何ない訳?そもそも20代って娘息子の歳と近くてこっち側からしたら恋愛対象に入って無い可能性だってあるだろ…。それともなにか?40代女は自分の好みとか度外視して必死で自分を求めてくれる人のみを受け入れろってか??そんなのごめんだね。〉 (原文ママ)
「ババア」と書き込んだ相手に会いに行った
20歳になったら父親を殺そうと思っていた
ライター、エッセイスト。可視化されにくいマイノリティに寄り添い、活字化することをライフワークとする。『潮』『サンデー毎日』『週刊金曜日』などでも執筆中。Twitter:@kuroshimaaki
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