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「出産を理由にリストラ宣告⇒起業2年で年商1000万円」を達成、36歳女性の稼ぎ方

いよいよオンラインビジネスにチャレンジ

Lutz

オンラインビジネスで成功し、青木さんは家族で沖縄やグアムへ行けるようになったという

 ITに苦手意識を持っていたうえ、所持していたノートパソコンは、押し入れの奥にしまっていた型落ちモデル。それでも「やるしかなかった」と青木さんは当時を振り返る。 「セミナーのコミュニティに入ることで、成功している方たちの姿を見ることができたのが大きかった。具体的に想像できたので、不安はなかったですね」  だが、オンラインビジネスはそれほど甘くはない。セミナーで学んだことと、フラワー装飾技能士の資格を活かして花に関する講座を開催するも、思ったように人が集まらず断念。  そこで、「オンラインビジネスをするにあたって本当に自分がしたいことを考えた」という青木さんは、オンラインビジネスやライブ配信、マーケティングを学んだうえで、オンラインビジネスの実践で得た知見をリアルタイムで発信する、“起業初心者さんのためのIT講座”を始めた。

起業2年目にして年商1000万円を突破!

 この講座が大当たり。青木さんは2か月目に月商20万円、5か月後には月商100万円を達成し、起業2年目にして年商1000万円を突破。最高月商は500万円を超えた。  生徒の数を増やすのではなく、つながりの質を大切にするというやり方が功を奏し、現在は有料コミュニティに所属する60人と、別の講座の約30人にSNSマイスターとして、IT講座を開催している。 「オンラインビジネスで成功するには、実際に成功している人たちを見るのが大事。そのうえで、何らかのコミュニティに参加して困ったときに相談できる仲間を作ると心強いです。 また、フラワーサロンの経営で失敗した経験から、不変的なマーケティングの基礎は早めに知ることが重要だと気づきました。小さなステップでいいので、家族や友人に現状を報告するのもいいと思います」  たとえ苦手な分野でも、失敗を糧に需要を見極めることができれば、成功できる可能性はありそうだ。 <取材・文/黒田知道>
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