恋愛・結婚

大学時代に“遊びの関係”だった女性が親友の男と婚約。言うべきか悩んだすえに…

けっきょく隠し通すことを選んだが…

 大学時代は身体の関係はあったが当時から恋愛感情はなく、現在は身体の関係もなく純粋な友情関係。これが“真実”とのことですが、さすがにヤマトさんに洗いざらい話すわけにはいかない内容でしょう。 「二人の幸せのためにも、その真実は墓場まで持っていくほうがいい。けど、サイアクの状況を考えると、全部素直に白状したほうがいいんじゃないかとも思うんです。俺がしらばっくれて隠し通そうとしても、ヤマトがそのグループLINEの女たちに連絡を取って、全部聞いてしまう可能性もある。  俺とアイカが一時期そういう関係だったのを知ってる女は何人かいるので、ヤマトが他人からその秘密を聞かされるのが一番ヤバいんですよね……」  後日、ユースケさんとヤマトさんはサシ飲み。  けっきょくユースケさんは隠し通すことを選び、その場はなんとかごまかせたそうですが、アイカさんと自分の過去の関係が、当時を知る誰かの口からバレるのではないかと考えると、毎晩毎晩胃がキリキリと痛くなるそうです。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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