「まるで友達感覚」先輩にタメ口の新入社員が入社1か月で退職。嫌な予感が的中し…――大人気記事・すぐ辞めた新入社員トップ10
新入社員が今年もやってきました。そこで「すぐ辞めた新入社員」の記事の中から、反響の大きかったトップ10を発表。第9位の記事はこちら!(初公開2023年4月3日 集計期間は2018年4月~2023年12月まで 記事は取材時の状況)
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多くの企業が新入社員を迎え入れる春。新卒はもちろん、転職してきた人たちで職場の空気は一変する。だが、業務内容や職場環境など、人により理由はさまざまだが、せっかく就職したにもかかわらず、すぐに退職してしまう人もいる。
専門学校卒業後、エステサロンに就職した青木ナラさん(仮名・20代)。彼女は「すぐに辞めてしまった」という。そこでの苦労を赤裸々に話してくれた。
「就職先は、提携の専門学校があり8割がそこの学校出身者でした。私は一般応募のため、技術の面では一からのスタートで、研修では足を引っ張らないように必死でした」
なんとか研修も終わり、青木さんは銀座店のスタッフとして配属された。
「敷居の高い土地柄で、そのぶん接客や施術に求められているものが大きい。当然、先輩スタッフも厳しかったのを覚えています。和気あいあいとした雰囲気は皆無、当たり前なのかもしれませんが、仕事だけの関係性が築かれていました」
朝から夜遅くまで先輩に言われたことをこなす毎日……。昼休憩も気が休まることはなかったそうだ。
所属店舗には同期もおらず、誰にも相談ができなかったという。そのまま2ヵ月が経ったとき、トラブルが発生する。
「担当したお客様はとてもおしとやかで、問いかけに対しても返事はしてくれるものの、静かに過ごしたいという方でした。そんななか、エステに使用する機器の不具合が起こったんです。電流が流れないというトラブルでした」
初めてのことで慌ててしまった青木さん。しかし、先輩スタッフは様子を見にきてくれなかったという。
「そんな状況で、突然電流が流れてしまいお客様がかなり動揺してしまいました。そのときになって、やっと先輩スタッフが見にきてくれたんです」
実際、自分が職場環境に合うのかどうかは入社してみなければわからないものだ。今回は、1か月以内に辞めてしまった2人のエピソードを紹介する。
最初から要求レベルが高すぎる
トラブルが起きても誰も助けてくれない
2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。
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