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「まるで友達感覚」先輩にタメ口の新入社員が入社1か月で退職。嫌な予感が的中し…――大人気記事・すぐ辞めた新入社員トップ10

接客することが怖い…

エステサロン その後、青木さんは上司にひどく怒られた。トラブルの原因を追究すると、オープン前の電流チェックが甘かったそうだ。 「私は、その一件から精神的に参ってしまい、思い出すたびに過呼吸を起すようになってしまいました。翌日も出勤したのですが、お客様の対応が怖くなり、常に緊張状態だったんです」  その1週間後くらいから出勤すること自体が難しくなったと話す。その状況を見かねた上司が何度か話をしてくれたのだが、精神状態を元に戻すことは難しく、青木さんは退職した。

敬語を使えない新入社員

 新川達郎さん(仮名・20代)は、建築・土木関係の企業に勤めて5年目になる。 「建築・土木業界がブラックな環境だと世の中に騒がれていた頃で、毎年かなりの人数が退職していました。新入社員Aもそのうちの一人ですね。  私が事務担当者として常駐していた現場に、研修を終えたAが配属されてきました。初対面の印象はハキハキしているけど、ちょっとチャラいというか。“最近の子”だなぁという感じでしたけど、そこまで悪いとは思わなかったのですが……」  しかし、新川さんの予想をはるかに超える、Aの問題点が浮き彫りになってきたそうだ。 「Aは敬語を使えませんでした。本人は一応、敬語を使おうとしているのですが、会話をしていて5分もすると、“タメ口”になるんです」
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新入社員の主張
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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