恋愛・結婚

「部下の車でラブホに行く」そこまでする? 銀行員たちの不倫の手口

②部下の車で、ラブホに行く

運転する男性の横顔転勤の多い銀行では、全国各地に「家族寮」がある。家賃2万円程度で都内に住めるため、家族寮に住む行員は多い。この日本独自とも言える社宅文化だが、実は不倫をするのにもうってつけの環境のようだ。 「社宅では駐車場も数千円と格安で借りられるので、車を持つ行員が多いですね。そうすると、車を使って郊外のラブホに行くことができます。郊外のラブホは車で入って、車で出て行くので、誰かに遭遇したり、見られたりするリスクが少ないんですよ」 ただし、これには問題がある。賃貸物件や購入物件と違い、社宅のコミュニティは狭い。ママ友の目が光っているのだ。 「男性行員の奥さんと子どもが、帰省していた時の話です。彼は自分の車を使って、不倫相手とお泊まりデートをしました。そうしたら、社宅のママ友が車がないことに気が付いて、奥さんに通報したんですよ。彼は大目玉をくらったそうです」

同じ社宅の「ママ友バレ」を防ぐために、部下の車を使う

これで大人しくなったと思いきや、彼は対応策を取ることにしたのだという。 「彼は部下の車を借りて、不倫相手とラブホに行っていました。そうすれば社宅のママ友から、車がないと気付かれませんからね」 上下関係がはっきりしている銀行では、休日でも部下は上司に逆らうことができない。部下は本部に通報するのかと思いきや、意外にも下からの通報は少ないとのこと。 「部下にしてみても、上司が出世してくれた方が、自分も引き上げてもらえるので、そんな不都合なことはしませんよ。“あの人のもとで働いてた”ということがステータスになる方が、自分にとっても有利ですからね」
次のページ
奥さんに持たされたGPSを…
1
2
3
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ