恋愛・結婚

父親と“彼女の母親”がまさかの…両家顔合わせの食事会で二人が「固まった」ワケ

―[奇妙な男女関係]―
 結婚前に両家顔合わせの食事会などを開く夫婦は少なくないが、幼馴染で家族ぐるみの付き合いがあった場合などを除けば、ほとんどの親同士はこの時が初対面。だが、ごく稀に親同士が知り合いだったなんて偶然もあるようだ。  学生時代の同級生や元同僚などそれほど親密ではなかったとしても驚きだが、なかには父親と義母が元恋人同士なんてドラマや漫画のストーリーになりそうな衝撃的なケースも。6年前に結婚した高村大輔さん(仮名・36歳)は、その前年に両家顔合わせの食事会を実施したが、その時の模様を次のように振り返る。

両家顔合わせの食事会でフリーズする父親と義母

両家顔合わせ

※画像はイメージです。以下同

「ウチは母を高校生のころに亡くし、先に父と会場だったレストランの個室で待っていました。母子家庭だった妻は10分ほどして到着しましたのですが、彼女の隣にいたお義母さんは部屋の入口で父を見て固まったまま。父もそれまで見せたこともないような驚いた顔をしていました」  直後、2人の口から高校の同級生だったことを聞かされる高村さんと妻。親の出身が同じ地域なのはなんとなく知っていたが、顔見知りであることは完全に想定外。当然、食事会ではその話題で盛り上がり、両家ともにすっかり打ち解けた様子に見えたが、実はただの同級生ではなかった。

まさかの元“恋人同士”だった

「食事会からしばらく経ったある日、妻から元恋人同士だったことを聞かされたんです。二度ビックリの展開ですが、言われてみると父もお義母さんもやけに親しげでしたからね。妻は食事会の雰囲気でちょっと怪しいと感じたらしく、お義母さんを問い詰めたら白状したそうです。  ただ、私は父からそんな話を聞いていませんでしたし、事を荒立てる気もなかった。だから、この件については胸にしまっておこうと思ったんです」  その後は特に何事もなく結婚式を終え、翌年には第一子が誕生。さらにその次の年にも第二子が生まれるなど子宝に恵まれた。父親も義母も大変喜び、孫を可愛がってくれたが結婚3年目のある晩、またしても妻から衝撃的な話を告げられたという。
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義母の両親の猛反対で破局していた
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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