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「1円」で舌打ち、ポイントカードを毎回間違える…現役コンビニ店員が絶句した「迷惑な客」

公共料金の支払い、宅配便の手配、通販で買った商品の受け取り……かつて“食品や日用品を買う場所”だったコンビニは、顧客のニーズに応えるべく、年々進化を重ねた結果、多岐に渡るサービスに対応するようになった。しかも、24時間営業だ。それが全国で5.7万軒もあれば、毎日のように事件が起こっても何ら不思議ではない。そこで、現役のコンビニ従業員兼ライターの筆者が体験した出来事を赤裸々に紹介していく。 今回のテーマは「レジでの迷惑客」だ。昨今自動レジが導入され、従業員の負担が減ったと思われがちだが、実は裏目に出ていることもある。そんな事情も含めて驚きの場面に遭遇する店員の気持ちを知っていただきたい。
コンビニ レジ

画像はイメージです

①「1円」で舌打ちする客

単価が低い商品は、まとめて買うと税込みになってしまう。これに、いちいち舌打ちをしてくる初老の客に出くわす。「別会計にしろよ! 1円余分に付いたじゃねーか!」と言われても、基本はスルーだ。いちいち気にしているとキリがない。 そんなことを気にしてレジ作業なんかやっていたらレジが回らなくなってしまう。いい大人がみっともないと思うのは、私だけだろうか?

②徴収票を大量に持ち込む客

税金徴収の時期などは、10枚以上の徴収票を処理することも多い。何枚も処理しているなか、1枚だけすっ飛ばして、領収書だけ切りとって客に返却してしまうと、会計処理が行われていない「架空取り引き状態」になってしまう。 会計精査まではタイムラグがあり、その場では分からない。担当した従業員も処理したと思い込んでいる場合が多く、ますます発見が遅くなる。個人的な内容や、会社がらみとなると、お手上げ状態になりかねない。その場合は防犯カメラで状況を確認し、徴収票から連絡先が割り出せなければ最終的に本部処理となり、そのペナルティはオーナーにのしかかる。 自動レジのおかげで、会計処理するミスは減った。しかし、作業自体には変わりがないため、筆者のような経過豊富な従業員でも、処理枚数が多くなると毎回冷や冷やするものだ。
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大量の小銭を消費しようとする客
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サービス業一筋29年。大学1年生の時に大手ファーストフード店でアルバイトをスタート。その後中退し、中途入社。勤続21年ののち、コンビニ業界へ。
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