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20歳になって“腹違いの兄”から知らされた両親の秘密…母は「黙っててごめんなさい」と号泣

不倫略奪婚だと知ったことを明かすと母親から泣いて謝られた

泣いて謝る母親「ただ、就職して3年目のとある週末、父から『近くまで来てるんだが、今から行ってもいいか?』と電話があり、アポなしで家に来たんです。そこで実家に顔を出さない理由を追及され、兄から聞いた不倫略奪婚の話を聞いたことを明かしました。父は『話したら嫌われてしまいそうで言い出せなかった。すまない……』と謝られ、母も『ずっと黙ってごめんなさい……』と泣いていました」  そこで両親から不倫の末の再婚だったことで祖父母や親族とは現在も最低限の付き合いしかないこと、前妻は高校時代の同級生で共通の友人知人からはほとんど縁を切られていることを聞かされる。 「特に父は祖父母から一時絶縁を言い渡されていたそうで、確かに小さいころは会った記憶がほとんどなかった。遠方で簡単に行ける距離ではなかったですが存命だったため、そういう理由だったのかと改めて納得しました」

実家には定期的に顔を出すようになった

 わだかまりが完全になくなったわけではないが、この一件を機に両親との関係は改善。実家には定期的に顔を出すようになり、結婚して子供が生まれた今は2~3か月に一度のペースで会っている。 「私個人は不倫に対して嫌悪感を持っていますけど、それでも自分に愛情を注いで育ててくれたのは知ってますから。だから、やっぱり嫌うようなことはできませんよ」  倫理的、社会的には許されることではないが、世の中には不倫の末にゴールインしたカップルが少なからずいるのも事実。知らないだけで両親が不倫略奪婚だったというケースは思っていた以上に多いのかもしれない。 <TEXT/トシタカマサ>
ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。
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