更新日:2024年08月09日 13:23
恋愛・結婚

3人と“同時に付き合う”30代男性…同じ部屋で「川の字になって寝ることも」

―[奇妙な男女関係]―
皆さんは「ポリアモリー」という考え方をご存知だろうか。複数の人と同時進行で恋愛関係を築くことを指すこの言葉。一夫一妻を基本とする日本では様々な形で議論を呼んだものの、当事者がメディアに露出する機会も増え、最近では徐々に浸透しつつある印象がある。シェアハウスに住む岡田健太さん(仮名・34歳)は自らをポリアモリーであると打ち明ける。
親密な男女

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常に他人と一緒にいたい…「一人の時間はなくていい」

「僕の場合、恋愛対象が一人だけではないんです。『一人に対する愛情』と『複数に対する愛情』に優劣はなく、みんな同じように愛しています」 新たに出会う女性には、自分がポリアモリーであることを伝えた上で付き合うのが本人なりの誠実さだという。 「たくさんの人と付き合ったら疲れないですか?」と尋ねると「人間が好きなので疲れません。自分は常に人といても大丈夫なタイプなので、一人の時間はなくていいんです」と彼は爽やかに微笑んだ。

3人で川の字になって寝ることも

岡田さんは、最近までシェアハウスでポリアモリー生活を謳歌していたようだ。 「遠距離恋愛の彼女と付き合っていたのですが、別れた後はその友達のA子さんと付き合うことに。その時は自分が住んでいるシェアハウスにも、B子さんとC子さんという2人の彼女がいたんです。ちなみにB子さんとC子さんは友達同士でした。お互いがどう思っていたのか、本当のところは気になるところですが、同じ部屋で3人で川の字になって寝ることもありましたね」 筆者の感覚でいうと、彼女の友達に手を出すのは御法度のようにも思える。しかし、岡田さんはあくまでも「相手と自分」の関係性を重視しているため、友達同士だからといって遠慮することはないのだと、持論を述べる。 「一時は同時に3人と付き合っていましたが、仕事が多忙で余裕がなくなってしまい全員と別れました。それから時が経ち、A子さんが都内に上京してきたタイミングで再び付き合うことになって今に至ります」 A子さんは岡田さんがポリアモリーであることを了承しているが、他の誰と恋愛をしているのかまでは耳に入れたくないのだという。 一方、B子さんはその後シェアハウス内の別の男性と付き合ったとのこと。「異性と出会うきっかけが見つからない」と悩んでいる人は、男女がひとつ屋根の下で暮らす空間に勇気を出して飛び込んでみるべきなのかもしれない。
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口説き方は「普通の恋愛と変わらない」
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下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun

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