恋愛・結婚

「女子に共感してればモテる」と思い込み…「なんでもかんでも共感する男」が非モテになる理由

女性の意見に「8割共感:2割反対」がちょうどいい

共感8割反対2割 そもそも、「私はこう考えてるんだよね」と主張しているからといって、共感してもらいたいんだろうと決めつけるのは早計。共感されるだけでなく、違う意見を聞いたり、自分の考えに指摘してもらったりしたいという女性も少なくありません。  さすがに全否定されると気分を害してしまうでしょうが、たとえば女性の主張の8割がたには同調しつつも、残りの2割程度で反対の意見や悪いところを指摘する発言をしておくと、ちょうどいいということも多々あるのです。  女性の主張と違う意見を言うと、一瞬険悪ムードになってしまうこともあるかもしれませんが、異なる考え方をぶつけ合うことで「雨降って地固まる」こともよくあります。  なんでもかんでも共感している男性は、意見を衝突させるのが苦手で、ギスギスした空気にならないようにしているのかもしれませんが、不和を乗り越えることで男女の絆が深まることも珍しくありません。  要するに、100%共感していれば険悪ムードになったり考えが対立したりすることはないでしょうが、表面的に穏やかなだけで中身の信頼関係は脆弱。女性が心を許してくれないままになってしまうかもしれないのです。

結果的に全然モテず、“本命彼氏”になれないまま

「女は共感してくれる男が好き」という言説が完全に間違っているわけではなく、たしかに共感されて喜ぶ女性は多いし、同調してもらって安心するタイミングも多々あるもの。  しかし、「共感」「同調」一辺倒では、信用してもらえなかったり、飽きられてしまったりするリスクが高まり、結果的にぜんぜんモテず、いつまで経っても“本命彼氏”になれない男に成り下がってしまうかもしれません。 <文/堺屋大地>
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi
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